自然な出会いから結婚したカップル事例

「チアフルながの　出会い・結婚」では、出会いイベントやセミナー、公的結婚相談所やマッチングシステムなど、婚活に役立つ出会いの場やきっかけをご紹介することを主な事業としています。
が、実際のところ、皆どういうきっかけで出会って結婚まで至っているのかって、気になりませんか？
皆様の出会いの参考になればと思い、「出会いを目的としない場所」で知り合って結婚に進んだ人達にお話を伺いました！
（本コラムは2022年に長野県婚活支援センターFacebook(外部リンク)へ掲載したコラムの再録です）

趣味の集まりで出会いました！ / 職場で出会いました！ / 変わった場所で出会いました！

【趣味の集まりで出会いました！】～　遠距離からの移住婚　編～

アラサー男性のZさんにお話を伺いました！

婚活コーディネーター(以下A)「よろしくお願いします。早速ですが、奥様と出会ったきっかけを教えてください」

Zさん(以下Z)「はい。彼女とは大学生の時のサークルで知り合いました。スポーツ系のサークルでしたが、グループで楽しめるものだったこともあり、大学間の交流が活発でした。
彼女と僕は別々の県にある大学へそれぞれ在籍していましたが、サークル合同イベントの企画係に僕たちが選ばれ、夏休みの長時間を一緒に過ごしたことから仲良くなって…」

A「お付き合いに至ったのですね。元々同じ趣味の集まりということもあって、仲良くなるのは早そうですね」

Ｚ「同じ企画担当ということもあって、交流する機会は多かったです。元々別地域の大学へ通っていたので、交際スタートから結婚するまでの間、ずっと遠距離恋愛でした」

A「ずっと遠距離恋愛とはすごい！　大学生の頃からというと、10年近い期間を遠距離で過ごされたんですね。一般的には遠距離恋愛はよく大変だと聞きますが、当時困ったことや気を付けたことは何でしょうか」

Z「学生時代は金銭的なゆとりが無かったので、交通費などの工面は特に大変でしたね…。
当時スマートフォンが一般的になり始めた時期だったので、特にLINEを活用してまめに連絡を取るようにしていました。今日はこういうことがあったよとか、今は何をしてるよとか、お互いの様子や状況がわかるように気を付けていました。
行き違いから喧嘩になってしまうと面と向かって話し合いをすることが難しいので、できるだけ揉め事にならないようにはお互い努めたと感じます」

A「そうした長年の積み重ねがあってご結婚に至ったのですね。遠距離恋愛から結婚へ踏み出す時、お互いに住んでいる県が違ったわけですが、どちらが住まいを移すなど意見がぶつかったことありましたか？」

Z「そういえば、特に困りませんでした。彼女が資格職で仕事先を選ばないということも大きかったのか、彼女が『私がそっちに引っ越すよ』と言ってくれました。あとは彼女に上のきょうだいが居たので、ご実家はきょうだいに任せることができたのかもしれません」

A「テレワークもだんだん定着してきたとはいえ、確かに『どこででも仕事ができる』のは強みかもしれません。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました」

【職場で出会いました！】　～　趣味繋がりの年の差恋愛　編　～

長野県北信在住、アラフォー女性のVさんにお話を伺いました！

婚活コーディネーターA(以下A)「よろしくお願いします。Vさんは職場で知り合った男性と結婚に至ったそうですが、その時のお話を聞かせてください」

Vさん(以下V)「参考になるかは分かりませんが…。
自分は以前、アウトドア用品などを取り扱う小売店の社員として働いていました。そこへアルバイトとして入社してきたのが、今の夫です」

A「専門店で仕事をしている人達や働こうとしている人達はある程度、好きなものや趣味にも共通性がありそうですね」

V「まさに趣味の傾向が近かったのが親しくなるきっかけでした。職場で雑談をしている時に好みが似ていることに気づき、今の夫が『出かけないか』と誘ってくれました。
最初は単純に趣味が似ているから誘ってくれる可愛い後輩、くらいにしか思っていませんでしたが、複数回プライベートで誘われるにつれ、もしや好意を持たれているのか？　と思うようになって」

A「付き合うか付き合わないか、恋愛で一番ドキドキする時期ですね～。
職場での交際や結婚となると、同僚や上司に理解を求めるか、隠れてお付き合いするか意見が分かれるかと思いますが、Vさんの場合はいかがでしたか？」

V「気を遣われたり気まずくなるのも嫌だったので、2人でこっそり付き合いました。
ただ、結婚が決まった時に上司へ『実は…』と報告をした時『知ってたよ』と言われてビックリしましたね(笑)」

A「日々顔を合わせていると、何となく察するものがあったのかもしれませんね。
現在ご結婚して10年近く経つそうですが、ご主人との関係はいかがですか？」

V「夫が5歳以上年下なんですが、協力的でマメに家事もやってくれますし、私はアクティブなほうですが、趣味も誘うと一緒に楽しんでくれる、優しいパートナーです」

A「趣味や好みが合うと、友達感覚で接することができるのかもしれませんね。そのような関係性だと長続きするうえ、お互いの幸福度も高くなるそうです。本日はお話を聞かせていただきありがとうございました」

【変わった場所で出会いました！】　～　5年越しの恋愛結婚編　～

今回は長野県中信在住、アラサー女性のXさんにお話を伺いました！

婚活コーディネーターA(以下A)「よろしくお願いします。早速ですが、ご主人と出会った時のことを教えてください」

Xさん(以下X)「はい。私と夫は結婚して10年近くになりますが、初めて出会った時はお互い10代でした。同じ長野県内に住んでいましたが、私は北信、彼は中信在住でした」

A「最初は住まいが違っていたんですね。知り合ったきっかけというのは何でしたか？」

X「当時流行っていたネットゲームでした！
元々ゲームが好きで、離れた場所にいる人とネット空間で遊べるオンラインゲームでよく遊んでおり、彼とはゲーム内で知り合いました。ゲームにはチャット機能があったので、それを通じてやり取りを行うことができたんです。ある日、話の流れでお互いが同世代で、同県内に住んでいることが分かり、彼から『会ってみない？』という提案がありました」

A「ゲームで知り合った相手と対面することに抵抗はありませんでしたか？」

X「最初はやっぱり不安がありました。実際に待ち合わせ場所へ行くと、当時コワモテだった彼がいて(笑)。でもいざ会ってしまうと、ゲーム内で交流を重ねていたこともあり、抵抗感はなくなりました。そのまま複数回会っていくうちに付き合うようになって…」

A「青春ですね～。お付き合いは結婚するまで続いたのでしょうか？」

X「当時はお互い若かったこともあって、別れてしまったんです。
再会したのはそれから５年ほど経った頃でした。彼が勤めていた職場がメディアで紹介され、たまたま遊びに行ったことがきっかけで、再度彼との縁が繋がりました。そこから私が引っ越しをして結婚するまでは割と早かったですし、今では2人の子どもにも恵まれました」

A「最初の交際から長く経って成就するというのも一つのご縁の形ですね。今回は貴重なお話をありがとうございました」