子育てコラム

【親子のコミュニケーション】子どもの育つ力を信じて、成長を楽しもう(対象年齢目安:2歳〜5歳)

執筆:太田光洋・長野県立大学教授

まわりを見ると、よその子はうちの子ができないことができる。いつのまにか、わが子に「どうしてできないのかな?」「やんなさい!」 なんて・・・。
親はいつも”ないものねだり”になりがちですよね。

でも「そんなに焦らなくても大丈夫。あなたの子にもできること、いいところがいっぱいあるでしょう・・・」
子育て中の皆さんにはそう伝えたいと思います。

子どもの良いところいっぱい探してみましょう。気づかなかった良いところがたくさん見つかるはず。

子どもはみんな自分で育つ力を持っています。私たち大人だってそうです。
親になって数年、誰かに教え込まれたわけでもなく、何とか子育てできるようになってるじゃないですか。

この子たちはこの世に生を受けてまだわずか数年。数ヶ月の子だって。でもいろんなことをものすごいスピードで身に付けています。

近年では子どもの育ちはそれぞれのこどもの興味や生育環境などの違いなどにより、多様なプロセスをたどりながら発達することが知られています。
だからできることにも多少の早い遅いが出てきますが、子どもの姿を尊重しながら関心や経験を広げ、成長のようすを見ていくことが大切です。

 

1年後、2年後、5年後、心配しなくてもちゃんとできるようになっていきます。
子どもの育つ力を信じられたら、「なんでもしてあげなくちゃいけない」「教えてあげなくちゃ」という思いから解放されて、子育てだってもう少し楽になる。

そして育つ力を信じてその育とうとする気持ちを大切に。

「おぬし生まれてまだ2年しか経っていないくせになかなかやるではないか」という気持ちで見るとうれしくなってきます。

「できたね」「上手だね」「がんばったね」・・・どれも幸せな気分になります。