ハピナビコラム

スマホで始める婚活とライフデザイン

こんにちは。長野県婚活支援センター 婚活コーディネーターのAと申します。

このページをご覧になっているということは、あなたは結婚を希望している方でしょうか。それとも、結婚に興味はあるけど……と足踏みしている人でしょうか。
自慢話みたいに感じられてしまうかもしれませんが、実は私、新婚さんってやつでして。
ご縁があって巡り合ったパートナーと、充実した日々を過ごしています。

今でこそ、そんなお話ができるようになっていますが、本当は私、結婚なんてするつもりは全く無かったんです。
「キャリアウーマンとしてバリバリ働いて、一生独身で過ごすんだ!」ってずっと思っていました。
男女雇用機会均等法とかジェンダーフリーとか色々言われていますが、現状はまだまだ男女の給与形態に差があります。そんな状況下、決して豊かではなかったですが、ひとりで細々と生きていく程度の収入があり、何より「お一人様」が好きでした。
牛丼屋だって居酒屋だって、海外旅行だってひとりで、誰にも気兼ねすることない解放感を楽しめるタイプですし、休日は家にこもって趣味の時間に費やします。現代はスマホひとつあればなんでも通販で購入できますし、できたてアツアツの料理だって自宅まで配達されます。月1,000円ほどの支払いで映画もドラマもアニメも好きに楽しむことができ、ゲームも読書も音楽視聴をするにもスマホだけで事足ります。
元々「お一人様」が好き、そして現代は生活に便利すぎて、誰かと一緒に居る必要性を全く感じませんでした。

……だったんですけど。

周囲から「そろそろいい年だから」と結婚に対しての圧がありつつ、興味がなかったので笑って流していました。
そんな折に自分の親が体調を崩してしまった際、ふと、ひとりの心細さに気付いてしまったんです。
将来、何かをしてほしいとお願いするつもりはないけど、そばに寄り添って話を聞いてくれるような、そんなパートナーが居てくれたら。

今の夫とは結果、知人の紹介で知り合いました。ですがそれ以前、合コン・マッチングアプリ・婚活パーティーなど「婚活」は一通りチャレンジしました。順調にお付き合いが進んでいるかと思ったら思わぬ落とし穴にはまってしまったこともあります。
なので、婚活が上手くいかずにやきもきする気持ち、よく理解できます。

やっと入籍を済ませてからも、やること・考えることはたくさんありました。
新居・仕事・生活費などなど。またコロナ禍であったので、大々的に結婚式を行うことは考えていませんでしたが、ささやかながら挙式のみ、親族を呼んで開くことができました。
全ての執り行いを済ませ、やっと平穏な日常が戻りました。

そしてある日、結婚式の開催における補助金制度が、条件付きながらも存在したことを、全てが終わってから知ったのです……。

ショックを受けました。
そして気付きました。
知らない・調べないことは損であると。もったいないと。
また、知らないだけで、自分たちが活用できる支援制度・支援事業が、県や各市町村でも用意されていると。

このページをご覧いただいている、結婚を希望されている方、結婚に足踏みしている方。
どちらの方のお手伝いも、もしかしたらできるかもしれません。
将来自分がどんな生活をしたいのか。どんな生き方をしたいのか。
いま、ここをご覧になったことをきっかけに、少しだけ考えてみませんか。

例えば○才までに結婚をして、◇才までに子どもが欲しい、とか。
▲才までは仕事に打ち込むけど、いずれは地元に戻りたいな、とか。
20XX年のうちに、コロナ禍を吹っ飛ばすような豪華な結婚式がしたいとか。

自分たちが幸せに、充実した生活を送るため、必要な手助けや補助があるかもしれません。
そのためにどんな選択をすればよいか、どのくらいお金が必要か、調べてみませんか。
今、あなたがこれを読むときに使っているスマホやパソコンは、そういう用途でも活用することができるんです。

自分のため、自分たちのため、将来のため。
「ハピネスナビ信州」がお役に立てたら嬉しいです。

<ワーク・ライフ・デザイン(PDF)>
<長野県 こども若者局次世代サポート課紹介>