ハピナビコラム

やっぱり結婚式っていいな

当初は職場の方・仲が良い友人をお呼びし、「みんなが笑顔になれる」をテーマに結婚式を行う予定だったお二人。挙式は日本の伝統 神前式で行いたいという新郎様のご希望で市内の神社にて挙式を。

ただ新婦様の長年の夢であった「お父さんとバージンロード」歩きたいを叶えるため職場や友人の方に見守られて、ヴィラ・デ・マリアージュの教会にてバージンロードを歩く。挙式を2回し、思いを伝えていく。そんな今までにないスタイルで行っていこうと決めていた矢先、コロナウイルスとの兼ね合いで、大切なゲストを守るためにご親族様のみで結婚式を行うことを決断されました。来てくださる方の安心・安全を考え、アルコール消毒の徹底やマスクの着用、式当日までご親族様としっかりとご連絡を取りながらご準備を進めてきたお二人。

まずは、市内の神社にて 挙式

憧れだった白無垢に身にまとい 神社へ出発

冬晴れに澄んだ青空と山には雪景色

12月とは思えない 天候の中

お二人とご親族様は 参進の儀へ

挙式後、友人の方がお越しくださり、

皆様でお写真を撮るなど、楽しいお時間を過ごしました。

続いては 新婦様の夢を叶えるため、ウェディングドレスへお色直し。親御様・そしてご親族様と楽しくお食事をしたいと、披露宴はご会食をメインにご準備を進めてきたお二人。

そのため、教会にて親御様に向け思いを伝える人前式スタイルで挙式を行いました。

夢だった お父様とのバージンロード、お父様からの娘を託す新郎様への熱い思い。

新郎様からの、一生守っていくと誓う決意を聞き思わず涙する新婦様。感謝の言葉と想いのせ 花束を親御様へ、

ご親族の皆様には、お二人から直接バラの花を。「みんなが笑顔になれる」。

お二人がご結婚式を挙げる意味。人数が変わっても、やりたいことができなくなっても、それでも、みんながお二人を祝福したい気持ちは同じ。それが伝わった瞬間でした。

今回のコロナウイルスで思うようにいかないことが多く、どうしても諦めなきゃいけないことが出てきてしまうことが多くありました。規模縮小しても、結婚式の形は変わっても「祝福したい気持ち」は皆様同じと改めて思いました。お二人の幸せそうな姿を近くで見ることができ、やっぱり結婚式はいいなと心から思います。これからも 1組1組のお客様の想いを汲み取り、それを形に出来る人であり続けたいと思います。

ヴィラ・デ・マリアージュ松本 マリアージュコーディネーター 中山 由華 氏
塩尻市出身。有名テーマパークの世界観を表現した結婚式や、神社や教会など、ご希望に応じた外部での挙式を手掛けるなど参列した皆様が幸せになる結婚式を得意とする。