子育てコラム

子どもを褒めるための基本のキは、「行動を観察すること」――考え方を変えて褒めポイントを見つけよう

「子どもを褒める」というと、「今までできないことができるようになった」ということに目が向きがちですが、何かをできるようにならなくても褒めることができます。そのために大事なのが観察上手になることです。

まずは子どもの行動を観察し、「できていること」「努力していること」「やめてほしいこと」の3つに分けます。良いところに注目し、褒めて伸ばすと、必然的に困ったところが減っていきます。困ったところに注目すると、逆に困ったところが伸びてイライラにつながってしまいます。

例えば、スーパーに買い物に行き、お菓子コーナーの前で「買って買って」と子どもが泣いた時、お菓子を買い与えると、次に行った時もまた「買って買って」となるでしょう。 これは、泣けばお菓子が手に入る、と誤学習した結果です。泣いていてもそのまま連れ帰って、「我慢できたね」と褒めると、できたところが伸びていきます。「いつまで泣いてるの」と、できなかったことに注目したら、「できない子」になってしまいます。行動自体は同じでも、「我慢できた」と見るか、「いつまでも泣いていた」と見るか、考え方次第で子どもの良い行動を伸ばすことができるのです。

(取材協力:子どもの発達が気になる親の会こもれび 主宰 花石多希子さん)