2025.12.03 / 褒め方・叱り方
子どもの「自己肯定感」を育む褒め方・叱り方のコツー「褒める」ことより「認める」

「叱るのも難しいけれど、褒めるのも同じくらい難しい」。多くの親御さんがそう思っているようです。特に今の時代は「褒めることが大事!」と言われているけど、自分たち親世代は怒られながら育てられた世代だし……と。
私たちの施設には、子どもがちょっと椅子を直しただけでも「まあ、上手にできたじゃない!」と明るく褒めるスタッフがいます。そのオーバーリアクションに子どもは笑顔になり、「また褒めてもらいたい」と前向きな気持ちを持つようになります。そのスタッフも叱るときは結構しっかりと叱るんですが、それでも褒めるイメージが強いのか、いつも子どもたちが近づいてきます。かといって舐められるわけではありません。しっかりと自分を認めてくれる人と思えるからこそ、彼女の伝えることには子どももちゃんと耳を傾けるんですよね。
そう、私たちが本当に大切にしているのは“褒める”よりも“認める”こと。子どもは「自分を見てくれている」「大切にされている」と感じることで安心します。逆に、頑張ったのに「ふーん」で終わってしまえば、「自分の気持ちは伝わっていない」と感じてしまうものです。子どもにそう感じさせてしまうのは残念ですよね。
そして、褒める・叱るの根底に共通するのは“愛情”。どちらも「あなたのことを思っている」というメッセージが伝われば、子どもは自分を肯定し、自信を持って成長していきます。オーバーリアクションで褒めるというのはわかりやすい伝え方の一つなのかもしれません。子どもへの接し方一つで子どもの成長も変わってくるものです。だからこそ、ちゃんとした愛情を持って接してあげたいものですね。
(取材協力:特定非営利活動法人キッズウィル 理事長 福島百子さん)









