子育てコラム

怒りの感情に囚われすぎしまうあなたへ ― 叱る前に深呼吸

忙しさや疲れのなかで、つい強い口調で子どもを叱ってしまう――そんな経験は誰にでもあります。私自身も「私自身も「感情的にならないことを目指す」より、「叱ったあとのフォローを大切に」と考えています。叱ることを否定するのではなく、その後にフォローする。これを習慣化していく為にも、叱る前に深呼吸をするといった行動をルーティン化してみるのはいかがでしょう?いったん深呼吸してから伝え直すだけで、落ち着いてゆっくりと伝えやすくなるので、子どもへの届き方も大きく変わります。
私たちの施設でも、スタッフにアンガーマネジメントを意識させています。感情が高ぶったら一歩引いて、冷静さを取り戻す。落ち着いた状態で「どうしていけなかったのか」を対話することで、叱るが“伝える”に変わります。「一歩引く」とは、客観的な自分の目線を持つということになりますが、これがなかなかに難しい。まずは深呼吸するということを、客観的な自分を呼び起こしてくるきっかけとして使ってみるのをお薦めします。
これも勘違いしがちなのですが、子どもは怒鳴り声よりも静かな声で向き合ってくれる大人の姿から多くを学びます。叱られることに慣れてきてしまうんですよね。頻度が多いと。なので大きな声で叱ることが多い方は、たまに声のトーンを変えてみるのも手です。子どもの反応が違っているのも冷静に見るとわかってくると思います。
なんであれ、叱る前には深呼吸をしてみることがお薦めですね。

(取材協力:特定非営利活動法人キッズウィル 理事長 福島百子さん)